“便秘”とは

“便秘”とは、気持ちよく排便できない状態のこと

 理想的な排便の目安は、1日に1回決まった時間に、小さめのバナナ1〜2本分ぐらい(約150グラム)の便が気持ちよく出るかどうかです。
必ずしも毎日でなくても、2〜3日に1度でも定期的に健康的な排便があれば、便秘とはいいません。  
逆に、毎日排便があっても、少ししか出なかったり、コロコロした硬い便が出るようであれば、これはれっきとした便秘です。
排便に時間がかかって便の出きらない感じ(残便感)がしたり、お腹が張って(膨満感)ガスがたまり、オナラが出やすくなって、すっきりと排便できない状態のことを「便秘」といいます。


便秘の種類

弛緩性便秘

大腸の筋肉がゆるんだことによって起きる、女性や高齢者、運動不足の人によく見られる便秘です。
この便秘を解消するには、腹筋を鍛えることが大切です。
また、便の量を増やして腸の運動をうながす食物繊維を多くとるように心がけるのも効果的です。

痙攣性便秘

精神的なストレスや生活環境などの影響で発生する便秘です。
けいれん性便秘は、弛緩性便秘とは逆に、消化のよい食物をとるようにすることが大切。
便秘薬を使うと、ますます腸の緊張を高めるので、使用は避けましょう。
そして原因となるストレスを解消することが、何より大切です。

直腸性便秘

直腸性便秘は、便が直腸(便が排出される直前の場所)まで運ばれているにも関わらず、便意が脳に伝わらないために起こります。
便意を我慢し過ぎたり、浣腸を乱用したりすることが主な原因です。


便秘解消のポイント

便秘解消

1.朝食を必ずとる。
2.便意があったら、排便を我慢しない。
3.規則正しい生活でストレスを解消する。
4.適度な運動をして、腹筋を鍛える。


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